【exhibition】ダイアグラム教育 太田徹也の教育の軌跡/明日を予測する情報のカタチとデザイン
現在、私達は多種多様なメディアと情報の中で生活をしています。ダイアグラムデザインは、こうした膨大な情報を分かりやすく捉えるため、未整理の情報を資料化・系統化・記号化・場所化し、そのデータを図(ダイアグラム)に仕上げ、一定の方向性と整合性を与えるためのデザインです。
本学視覚伝達デザイン学科は、3年次のカリキュラム「ダイアグラムデザイン」に、太田徹也氏を講師に招き、実践的な教育を展開してきました。太田氏の指導のもとで「いかにデータを自分のものとし、制作者として個性とオリジナリティを自問し、文字・色彩・形態の選択と解釈を行うのか」という問いについて、学生たちは作品制作を通して考察を続けてきました。
本展では、この「ダイアグラム」教育の現場を紹介します。出展作品は、太田氏の作品の他、1995年度から2011年度にかけて指導を受けた学生たちが制作した課題作品が中心となります。
本学のデザイン教育の一側面をご覧いただくとともに、グラフィックデザインに欠かすことのできない文字、色、カタチといったデザインの要素で構成され、人間の五感の働きと密接につながっている「ダイアグラム」の醍醐味を堪能していただければ幸いです。
ダイヤグラム教育 太田徹也の教育の軌跡/明日を予測する情報のカタチとデザイン
“Diagram education” Exhibition
Educational Methods of Tetsuya Ota /Shapes and designs of information that forecasts tomorrow
会期:
2012年10月5日(金)-11月4日(日)
開館時間:
11:00-19:00(会期中無休)
会場:
武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5階
入場料:
無料
主催:
武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ
企画・運営:
武蔵野美術大学 美術館•図書館
武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科研究室
<同時開催>
東京ミッドタウン・デザインハブ第36回企画展「ムサビのデザイン 武蔵野美術大学のデザインコレクションと教育」