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武蔵野美術大学1/M(イチエム)は、多様で多彩な本学の取り組みや教育・研究成果を伝え、
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EVENT

【workshop】第2回デザイン・ラウンジのアイデア・ラウンジ 2ndシーズン
面白法人カヤック流バズるアイデアの話

デザイン・ラウンジと面白法人カヤックが主催する、「バズるアイデア」ひも解いていく講座の第2回目。今回は「デザイン」にスポットを当て、デザイナー・アートディレクターの観点からの「バズる」表現や仕掛けなどを紹介していきます。
クリエイティブ的に話題になった事例や、デザイナーが考えるバズを起こしそうなアイデア等様々なエピソードやプレゼンテーションをおこなう他、バズを起こしたクリエイティブを多数手掛けているクリエイティブディレクターの植村啓一さんをお招きし、登壇していただきます。

【第2回スペシャルゲスト】
植村啓一氏(Senior Creative Director/Content Development)

東京生まれ。東洋美術学校造形デザイン科(現:クリエイティブデザイン科)卒業。 Ogilvy & Mather Japan、Saatchi & Saatchi Fallon Tokyo経て、 現在I&S BBDOに勤務。カンヌ国際広告賞、TIAA東京インタラクティブアワード、AD STARS、Spikes Asia、ニューヨークフェスティバル、ロンドンインターナショナルアワードなど他受賞多数。 Lurzer’s Int’s “ARCHIVE” Art Director Ranking 1位 (Japan) 日本グラフィックデザイナー協会 (JAGDA) 会員。

http://keiichi-uemura.typepad.jp/

第2回:
『バズらせるためのデザイン』

日時:
2014年2月26日(水) 19:30-20:50

1.開会の挨拶とアジェンダ説明

2.ライトニングトーク・ケーススタディ※質疑応答含む
・佐藤ねじ氏『空いてる土俵を探す発想法』(事例紹介と発想法)
・越後壮平氏『旬のネタ画像の準備体操(仮題)』(制作術)
・佐藤由利香氏『人気が出るキャラクターデザイン』(事例紹介)
・佐々木智也氏『デザイン×技術で夢を実現する』(事例紹介)
・他1名UIデザインについて登壇予定

2.ゲストトーク
植村啓一氏:実際バスをおこしたキャンペーン事例から、
クリエイティブディレクションやデザインに際して
バズを起こすための工夫や注力した点について語ってもらいます。

4.トークディスカッション
<トーク予定議題>
・2013年の私のベストバズ事例
・次に来そうなデザイントレンドは何?
・私のデザインの参考書
・デザイナーお悩み相談室

まとめ

5.懇親会
来場者の皆様と懇親会を行います

※20:50~21:30は懇親会を予定しています。懇親会の参加者のみ、現地にて1000円をいただく予定です。
※お席に限りがございますので立ち見の可能性があります。入場なされた方からのお席のご案内となります。

会場:
武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5階

受講料:
無料

定員:
100名(申込・先着順)

主催:
武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ / 面白法人カヤック

Archive

「画像1枚で時の人になる方法」
越後壮平氏


・仕入れ:流行=旬のネタ、既知の価値観=定番ネタ。どちらも良い素材。
・加工:いかに美味しく(=突っ込みどころが残すか)作るか。
・提供:投稿するタイミングはすごく重要。
大きく3つの過程に分け、実際に最近バズった画像を紹介。

「技術×デザインで夢を実現する」
佐々木智也氏


夢を実現する3つのポイントとは
・夢を最大化するための世界観づくり
・直感的でシンプルなUI設計
・技術を主役に持っていく演出

現在、佐々木氏は男子の夢を叶えることをテーマにした製作中の作品を製作中。
自身の作品のこれからの展開などが説明された。

「迫力のあるイメージイラストとは」
佐藤由利香氏


・モチーフを強調する
・キャラのイメージに合った効果をつける
・構図の奥行き感を意識する
・要点を抑えて細部を表現する
イメージイラストを作成するための具体的なノウハウが説明された。

「アイディア×デザイン×演出」の合わせ技
佐藤ねじ氏


自身の作品を、動画を交えて紹介。
価値のあるものを作るためには
・組み合わせの可能性を全部出す
・使われるシーンを具体的に想像する
・当たり前を小馬鹿にした目線で見つめる
どんな小さいものでも、誰も見つけていないものには必ず価値がある。

次は、ゲストトーク。
植村啓一氏(クリエイティブディレクター)


自身の携わってきたもので、バズが起きたものを紹介。
広告やデザイン、それだけをやっていればいいのではなく、
自分で情報を集めて世の中に刺さるものを考える。
技術がヒントになるかもしれないし、何かを常に取り入れていくことが重要。

バズらせようと思ってバズらせるのではなく、通常の「広告の効果」を狙うこと。
扱う商品を、好きになること。売り場を見に行き、買う人の行為も見たり、たくさんの情報を得ること。
自身のケースを挙げ、クライアントへどんな説明をしたか、
クライアントからどのような返答があったかなど、具体的な説明がされた。

ゲストトークの次は、トークディスカッション。
イベント終了後は、懇親会が開催された。

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