【workshop】第3回デザイン・ラウンジのアイデア・ラウンジ 2ndシーズン
面白法人カヤック流バズるアイデアの話
デザイン・ラウンジと面白法人カヤックが主催する、
「バズるアイデア」ひも解いていく講座の第3回目。
今回は「技術」にスポットを当て、
エンジニア・プログラマーの観点からの
「バズる」技術やトレンドなどを紹介していきます。
技術的に話題になった事例や、エンジニアが考えるバズを起こしそうなアイデア等
様々なエピソードやプレゼンテーションをおこなう他、
世間の話題を集めている開発をおこなっているスペシャルなゲストも
招いての登壇も予定しています。
【第3回スペシャルゲスト】
松村礼央氏
(karakuri products 代表 / 東京大学 先端科学技術研究センター 特任研究員)
ライトニングトーク・ケーススタディ
藤澤 伸:Javascriptでアスキーアートをヤバくする5つの方法
新美太基:Webとデバイスを組み合わせる
君塚史高:標準UIをバズらせる
小原とおる:おもしろいキャンペーンサイトの作り方
第3回:
『バズらせるための技術』
日時:
2014年3月26日(水) 19:30-20:50
※20:50~21:30は懇親会を予定しています。懇親会の参加者のみ、現地にて1000円をいただく予定です。
※お席に限りがございますので立ち見の可能性があります。入場なされた方からのお席のご案内となります。
会場:
武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5階
受講料:
無料
定員:
100名(申込・先着順)
申込方法:
以下申し込みボタンより(イベントチケットページATNDが別ページで開きます。)
主催:
武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ / 面白法人カヤック
【Archive】
<ライトニングトーク>
藤澤氏
「Javascriptでアスキーアートをヤバくする5つの方法」
藤澤氏の手がけた特設サイト等の作品を紹介。
アーティストの演奏ムービーがアスキーアートになるコンテンツを制作した際は、コピペできるMVを作った。
Webでしかできないことを考えること、ユーザーを巻き込むことを考えることが重要である。
君塚氏
「ちょっと新しい体験を作る」「必然性のあるコンテンツを作る」
新しい技術だけでは退屈で、面白くするにはその技術の使い方にかかっている。
ユニコーンのサイトを手がけた際の仕掛けを例にあげ、具体的な技術を紹介した。
新美氏
「バグらせるための技術」
サウンドビジュアライザーという装置を、実演で紹介。
音に合わせて光るメガネで、音楽をより一層楽しむことができる装置である。
中農氏
「これからのWebGLの話をしよう」
WebGLとは、Webブラウザ上で3DCGを表示させるものである。
事例として、サイコロ給(WebGLを使っている)を上げて仕組みを紹介。
今年は、WebGL元年になるのではないかと予測。
小原氏
「おもしろいキャンペーンサイトの作り方(エンジニア視点)」
事例として、印刷会社の私立恵比寿中学コラボのキャンペーンサイトなどを紹介。
ソースにアスキーアートが入っていたり、隠しコマンドを設定しておいたり、
バズらせるための必要な仕掛け・遊びの部分の重要性を説明。
<ゲストトーク>
ゲストトークが開始。今回のスペシャルゲストは、松村礼央氏。
テーマ:バズらせる「0→1のもの作り」
松村氏の専攻は、ロボティクス。
ロボティクスとは、人ではない存在によって世の中をアップデートすることである。
フィジカル・コンピューティングとは、ハードウェアとWebを繋ぐようなもの。
ハードウェア・Webのどちらにも詳しくないと出来ないジャンルである。
事例の一つとして、サオリングを紹介。
「ちゃんと愛を誓いたい」という新郎のために制作された作品である。
つけている間は、位置情報・アドレス帳・カメラロール等の情報を、新婦へ発信し続ける仕掛けの指輪である。
指輪を外せば送信を止めることができるという点が、
Webやスマートフォンアプリだけでは表現できない「愛を誓う」というコンセプトにリンクしている。
http://saoring.jp/
良い作品を作るためには、別の領域の人達とも関わってみて、自分自身、相手の領域に踏み込む。
その人達の仕事を見ることによってコツを理解し、自分の領域へ逆輸入することができる。
そして、ユーザーとの物語を作ることに繋がるのである。
「掛け算の法則」とは、人と人でない存在との間に物語を作ること。
すなはちアップデートである。