【workshop】資生堂 LINK OF LIFE サマーワークショップ 「ハタチの老い」ー 若い視点からとらえる 「時間の経過」ー キックオフミーティング
1989年から2005年まで資生堂が2年おきに開催してきた国際フォーラム「サクセスフルエイジング」を引き継ぎつつも、少子高齢化社会が現実のものとなっている状況を踏まえ、未来の「サクセスフルエイジング」を考察します。
このプロジェクトでは、数回のワークショップを通して「サクセスフルエイジング」について深く掘り下げながらチーム制でディスカッションを行い、その議論のアウトプットは2016年秋に開催される「LINK OF LIFE エイジングは未来だ」展に作品として展示されます。
LINK OF LIFE:
http://linkoflife.shiseidogroup.jp/
キックオフミーティングでは、本ワークショップのためのオリエンテーションとして、「エイジング」についてのアプローチ方法を説明し、テーマへの理解を深めるための議論を行います。
日 時:
2016年7月22日(金)13:00〜16:00
会 場:
武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5階
タイムテーブル:
12:30 開場
13:00 「サクセスフルエイジングとは」
資生堂・石井美加(「LINK OF LIFE」プロデューサー)
13:30 ワークショップの説明・アプローチ方法
ラナデザインアソシエイツ・木下謙一(「LINK OF LIFE」コミュニケーションディレクター)
14:00 ディスカッション(チームに分かれて)
15:30 ラップアップ&質疑応答、次回ミーティングの確認
16:00 解散
講演者:
「LINK OF LIFE」プロデューサー
株式会社資生堂 経営戦略部市場情報室
石井美加
学習院大学大学院美学美術史学博士前期課程修了。資生堂入社後、販売会社、商品開発部、宣伝制作部を経て、2011年より経営戦略部市場情報室グローバルトレンド分析を担当。2015年よりFUSION & INNOVATION の新たな試みとしてサイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、アートといった領域をデザインがつなぐプロジェクト「LINK OF LIFE」を企画・プロデュース。
「LINK OF LIFE」コミュニケーションディレクター
株式会社ラナデザインアソシエイツ 代表
木下謙一
1969年富山県生まれ。
1992年武蔵野美術大学 造形学部 基礎デザイン学科卒。
武蔵野美術大学 非常勤講師。専修大学 ネットワーク情報学部 特任講師。 1992年(株)NHKアート入社、(株)未来技術研究所を経て1996年独立。渋谷パルコ、福岡パルコや、資生堂 – 銀座 未来計画 関連プロジェクトのウェブサイト等を手がけるほか、松任谷由実のCDジャケット、広告、マーチャンダイズのデザインを総合的に制作するなど、メディア間でのデザインのインテグレーションを得意とする。
主 催:
株式会社資生堂、株式会社ラナデザインアソシエイツ、武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ
ラナデザインアソシエイツ:
1996年創業。Web黎明期より、ウェブサイトの構築・運営/メディア戦略のコンサルティング/映像制作/インスタレーションおよびサイネージの企画・実装/アプリ開発を行う。企画提案、デザイン、技術の3部門で、それぞれの専門スタッフで制作をしており、グラフィックやプロダクトも含めたトータルなソリューションを得意としています。賞歴には、グッドデザイン賞、東京インタラクティブ・アド・アワード、東京 ADC賞など。
http://www.ranadesign.com/
【Archive】
<石井美加:LINK OF LIFE プロデューサー>
LINK OF LIFE について
人は、何に価値を見出して、何を大切に生きているのだろうか。
資生堂では、化粧品に限らず、お客さまに提供できる美のサービスは何か?を考えている。
このプロジェクトは、様々な人たちと「エイジング」についての考え方や夢をシェアすることが目的としている。
日本を含むグローバルな動きとして、プロフェッショナルが発信するトレンドが求められていた時代から、昨今は、SNSやインターネットに集まる多様な「情報」を得て生活者がプロダクトやライフスタイルを“選ぶ、デザインする”時代へと変化してきている。
そのため、製品を作るだけではユーザーに届かない。
製品を取り囲む状況を考えたモノづくりが、求められているのである。
2016年のテーマ「サクセスフルエイジングの知×デザイン=未来の美」
理想的なエイジングとは何だろうか?
ヴィンテージワイン、アンティーク家具など、「経年によって魅力を増す人間のあり方」があるのではないだろうか。
資生堂の基本理念である「東洋哲学+西洋薬学」をダイナミックに融合させて提供し、新しいステージへの可能性を探る。
化粧品会社としての社会貢献(=先駆的活動)から、課題先進国日本における美しい生き方を、自由な表現で共創する(=FUSION & INNOVATION)プロジェクトにしたい。
<木下謙一:LINK OF LIFE コミュニケーションディレクター>
サクセスフルエイジングを形にしよう
1. ワークショップの目的
サクセスフルエイジングについての作品を作り、展示・ワークショップをする。
2. 展覧会で何をするか
3. サクセスフルエイジング化って何?
4. みんなで考えてみよう
5. 個人作業
サクセスフルエイジングについて理解し、作品制作に向けて走り出すキックオフミーティングとなった。