【lecture】「越境し、拡張する美術鑑賞Ⅱ」
第4回の講座は、昨年好評だった“ 作品を見ること ”を通して、今日の鑑賞のあり方を問い直す講座の第2弾です。講師の杉浦さんが現在取り組んでいる「乳幼児の美術鑑賞の研究」や「保育園美術館」の実践、そして、小中高大の学校教育から一般の人々の鑑賞活動について、今まで蓄積された様々な知見から“ 作品を見ること “を再考いたします。またワークショップでは、アートに関わるさまざまなモノ、人、場を活用し、多様な人々が、豊かに学び、生きる仕組み(コト)を設計する取り組みについて学びます。
日 時:
2020年1月26日 (日) 13:30〜16:45(受付13:00〜)
講演 13:30 – 15:00
ワークショップ 15:15-16:45
場 所:
武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ
東京都港区赤坂9丁目7番1号ミッドタウン・タワー5階(デザインハブ内)
参加費:
4,000円 (会員・学生は2,000円)
申込方法:
下記の申込ボタンよりお申し込みください。(別ページに移動します)
主 催:
公益社団法人日本美術教育連合
講 師:
杉浦幸子 (武蔵野美術大学芸術文化学科 教授)
1990年お茶の水女子大学哲学科美学美術史専攻卒業。1990−94年JRA日本中央競馬会。1995年ウェールズ大学院カーディフ校美術館教育専攻修了。1996年ART&CHILD設立。2001年第1回横浜トリエンナーレ教育プログラム担当。2002-04年森美術館パブリックプログラムキュレーター。2005-12年京都造形芸術大学プログラムコーディネーター。2012年武蔵野美術大学芸術文化学科着任。
▪学校との連携:小平市立小平第七小学校、文京区立大塚小学校、小平市立小平第一、第六、上水中学校、東大和市立第五中学校、所沢市立三ヶ島中学校、富士見丘中学校、国本中学校、都立広尾高等学校、神奈川県立保土ヶ谷養護学校など。
▪川崎市文化芸術振興会議 川崎市岡本太郎美術館施設部会委員、多摩六都科学館組合事業評価委員会委員、小山市立車屋美術館 運営委員、太田市美術館・図書館運営委員会委員。
【archive】
はじめに、杉浦幸子先生(武蔵野美術大学芸術文化学科教授)よりご自身の紹介と、海外での美術鑑賞と美術教育の環境ついてお話頂きました。次に、子供向けワークショップの映像を見ながら、作品を鑑賞するという行為を詳細に分析し、対話型鑑賞の重要性に触れました。その後、参加者はグループを組んで作品鑑賞ワークショップ行いました。それぞれのグループは一つの作品を鑑賞して気づいたことを発表した後に、それらの作品の制作者から作品解説を伺いました。終了後も、参加者は製作者と作品について語り合い、活気ある場となりました。