【workshop】親子でつくろう!『たいせつの箱』
これまで捨てられていた材料などを使って、箱の中に『たいせつなもの』のための居場所をつくるボックスアートのワークショップです。ボックスアートとは、箱の中に自由に空間や絵を表現した作品です。特別な技術や材料はいりません。箱という小さな空間をコーディネートし、自分だけのテーマを表現することで、空間を創造する楽しさを手軽に体験いただけます。
今回メインに使うのは、見本帳からはがされた床材のチップサンプル。
環境問題について学びながら、色々な材料を組み合わせて世界にひとつだけの「ボックスアート」を作ります!
作品は親子1組様につき1つを制作いただけます。お子様はもちろん、保護者の方も一緒に環境問題について学びながら作品づくりを楽しみませんか?現役美大生と卒業生がサポートします。
日 時:2023年4月9日 (日)
(1) 10:00 – 11:30
(2) 14:00 – 15:30
会 場:
武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス2階
参加費:親子1組500円(事前払い)
定 員:各回10組
対 象:小学生以上の親子
準備するもの:
★事前に親子で『たいせつなもの』を5つ考えてきてください。
大きくても小さくても、形のないものでも、なんでもOKです。当日持ってこれる方は、持ってきていただいても構いません。
主 催:
株式会社サンゲツ、武蔵野美術大学
ファシリテーター:
ドル萌々子(武蔵野美術大学 大学院 造形研究科 修士課程 美術専攻 日本画コース修了、アーティスト)
薄羽由実子(武蔵野美術大学 造形学部 油絵学科 卒業)
申込方法: ページ下部のボタンよりお申込み下さい。(Peatixページへ移動します)
注意事項:
・親子1組につき1つの作品を制作いただけます。+100円でもう1つ制作いただけます。
・キャンセルをご希望される場合は事前に必ずご連絡ください。
【参加される方へのご案内】
・当日は、ワークショップの様子を撮影いたします。お顔を含めた写真を見本帳、WEB、SNS等に掲載する場合がございますので事前にご了承ください。
・会場内は飲食可能ですが、建物内に自販機・売店はなく、1階無印良品で販売されている飲食物のみとなるため、必要な方はお飲み物などご持参いただきますようお願いいたします。
【archive】
親子向けワークショップ「親子でつくろう!『たいせつの箱』」を開催しました。
卒業生のドル萌々子さん・薄羽由実子さんをファシリテーターにお迎えし、午前・午後の各回に分けてボックスアートの制作を行いました。
はじめに、株式会社サンゲツ 床材事業部 商品開発課の橋本様より、材料に使用するチップについてご説明いただきました。
サンゲツでは床材・壁紙など内装材を提供しています。壁紙や床材を選ぶ時、微妙な質感や色の違いを比較するためにカタログが存在します。2〜3年でカタログが更新されるたびに、大量のチップが廃棄されています。今回はその捨てられるはずだったチップを使って、環境について学びながらたいせつなもののための居場所をつくります。
たいせつなものはモザイクアートを作るための「ガラスカッター」だという薄羽さん。ムサビ生も興味津々でした。
次に、チップを触りながらたいせつなものにとって心地良い空間になるよう、素材や色のイメージを膨らませます。
ピンクや青、畳やピカピカ光る鱗のような質感など、様々なチップを組み合わせて配置していきます。チップ以外にもフェルトや木材など好きな材料を選んで作ります。
最後に「○○の箱」とタイトルをつけ、お互いの作品を鑑賞しました。
一部の作品をご紹介します。
「ナナフシ(虫)の標本の箱」
ナナフシだから7枚貼られているのでしょうか。和名はナナフシモドキです。
「レッドストーンたつじんのしょの箱」
装置の再現度がとても高いです。チェストつきトロッコの先にいるのはゾンビでしょうか。
「ペンとライトの箱」
ライティングの発想が斬新です。青い光がペンやチップに反射してとても素敵です!
「たいせつ●●の箱」
チップと折り紙をたくさん貼ってくれました。キラキラしてゴージャスです。
卒園式でもらった先生との記念写真を入れる箱。L字型に箱を組み合わせるアイデアが新しいですね。
こちらの作品は、HAPPY IS HAPPYと書かれています。みんながHAPPYになるように願いを込めたとのこと。優しい気持ちが伝わってくる作品です。
どれも素敵な作品ばかりでもっとたくさんお話を聞きたくなります。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。