【event】EquityとSustainabilityをデザインする:フードロスを防ぐためのシステムデザイン
アメリカ・シカゴにあるイリノイ工科大学Institute of Designは、1937年にドイツのバウハウスの関係者によって The New Bauhausとして設立され、以来教育や研究の領域でデザインの世界をリードしてきました。
Institute of Designでは、デザインの可能性を探索するためにAction Labという研究プロジェクトを組成し、都市、教育、金融、食、ヘルスケア、テクノロジーといった分野に対して、これらのシステムを変革するアプローチを探索しています。
この度、Action Labのプロジェクトの一つであるFood SystemsをリードするMaura Shea氏が来日し、武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスでレクチャーとパネルディスカッションを行うことになりました。Maura Shea氏は、Institute of Designの准教授であり、Food SystemsのAction Labの共同ディレクターです。
Food Systemのプロジェクトでは、Equity(公平性)とSustainability(持続可能性)に焦点を当て、循環経済とシステム変革に関する専門知識を活用し、都市における食品ロスの問題に向き合い、地域のコミュニティをエンパワーする活動を行っています。
日時:2024年3月26日(火)15:00-17:00(14:30開場)
場所:武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス 5階
参加費:無料
お申し込み:http://ptix.at/EuawmK
使用言語:英語(通訳等はありません)
主催:武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所
共催:イリノイ工科大学Institute of Design
レクチャーでは、食品システムによる公平性と持続可能性をデザインする取り組みについてご紹介します。 流通における食品余剰の防止から、都市の食品コンポストを都市の公共施設にするための支援まで、プロジェクトの事例を共有します。
パネルディスカッションでは、Maura Shea氏に加え、東京の蔵前地域で循環経済の実現を目指すelabの代表、大山貴子氏にも参加いただき、地域におけるフードシステムのあり方や、循環型社会実現のためのデザインについてパネルディスカッションを行います。