【event】「Art educationの未来−美術と社会をつなぐには−」
武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジにて「Art educationの未来-美術と社会をつなぐには-」を開催します。
Fulfill(フルフィル)は、美術と社会の豊かなあり方について考える任意団体です。シンポジウム、勉強会、ワークショップなどを企画運営します。
アーティスト、学芸員など様々なメンバーにより運営されています。
今回は、武蔵野美術大学の杉浦幸子教授を講師に迎え、日本の教育普及やこれからの美術鑑賞教育の可能性についてファシリテーションの実践を交えながらお話を伺います。
杉浦先生は、第一回横浜トリエンナーレや森美術館の教育プログラムの立ち上げに携わってこられ、現在、武蔵野美術大学 芸術文化学科 にて 美術館教育学・アートマネジメントの教鞭をとっておられます。
これまでに幼稚園や高校生、高齢者など様々な対象に合わせた鑑賞プログラムを企画デザインされており、近年では「赤ちゃんとびじゅつかん」などの新しい取り組みが大変話題になっています。
本プログラムではこれまでの活動のお話を伺い、それらを通して教育普及や鑑賞教育の歴史について学ぶレクチャーと、新しい美術鑑賞のワークショップを実際に体験し、そのメソッドについて学びます。
アーティストや教員や学芸員などの美術に携わる専門家が、美術と社会をつないでいくには、美術の知識のない人に対してどのような働きかけが必要なのか、相互にどのような可能性があるのか、美術と社会をつなぐには? それらを皆で体験を通して学びたいと思います。
また、一般社会に対して美術教育の必要性について広く問題提起し、これからの美術と社会の新しい在り方を作っていく方法について、参加者と経験を共有し共に考える場としたいと思います。
今回のイベントは武蔵野美術大学芸術文化学科の研究記録として動画で記録されます。
日 時:2019年6月29日(土) 13:30-16:30(受付13:00-)
会 場:武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ
東京都港区赤坂9丁目7番1号ミッドタウン・タワー5階(デザインハブ内)
タイムテーブル:
レクチャートーク60分
杉浦先生の鑑賞教育プログラムを体験するワークショップ 60分
質疑応答・fulfillのメンバーと参加者も交えてクロストーク60分
料 金:2000円(学生無料・当日会場にて現金でお支払いください)
申込み方法:FULFILLメールアドレス(info@artproject.link)まで事前にお申し込みください。氏名、電話番号(当日連絡のつく連絡先)、職業、参加動機をお書きください。また、本プログラムは記録のため動画撮影をしますのでご了承ください。
主 催:任意団体fulfill (フルフィル) https://artproject.link/fulfill/
講 師:武蔵野美術大学 芸術文化学科 杉浦幸子教授
クロストーク登壇・司会進行 FULFILLメンバー 金子由紀子(国際芸術センター青森 主任学芸員) 船井美佐(アーティスト) 山本雅美(船橋市教育委員会 美術学芸員)
協 力:武蔵野美術大学
申し込み・問い合わせ先:任意団体FULFILL
メール info@artproject.link
電話 03-3969-4500
【Archive】
はじめに、Fulfillメンバーでアーティストの船井美佐氏から開催にあたってのご挨拶がありました。次に、武蔵野美術大学芸術文化学科の杉浦幸子教授による、美術館における教育普及や鑑賞教育について学ぶレクチャーを行いました。そして、実際に参加者同士で4点の作品をよく見て、感じたこと考えたことを他者と共有する鑑賞ワークショップを行いました。最後に、金子由紀子氏(国際芸術センター青森 主任学芸員)、山本雅美氏(船橋市教育委員会 美術学芸員)、船井氏、杉浦教授の4名で、クロストークを行いました。質疑応答の時間も盛り上がり、参加者同士で意見交換をして終了しました。