企業は生活者にどんなメッセージをどう届ければよいのでしょうか。
新しいサービスやデバイスが次々と誕生し、生活者の行動が目まぐるしく変わる中、文脈に沿ったコミュニケーション全体をデザインすることは、日に日に難しくなってきています。
生活者は、サービスや商品に触れるのと同様に、企業が発信する編集された情報=「コンテンツ」からもメッセージを受け取り、企業イメージを蓄積しています。
つまり、この「コンテンツ」をいかに活かしていくかは、コミュニケーション全体のデザインにおける大事な要素の一つと言えるのです。
「ビジネスに寄与するコンテンツとは」「企業が発信したいことと、ユーザーが知りたいことの接点とは」「伝わるコンテンツとしていかに編集するか」といった視点で、企業広報ツールやWebサイト、雑誌、情報サービスの設計など、40年以上に渡り、「コンテンツ」をデザインし続けてきたコンセントが、そのノウハウをご紹介。
企業のコンテンツ戦略を支援するコンテントストラテジストと、インタラクションメディアや出版物の情報デザインを担うデザイナーによるトークセッションを行います。
事業戦略としてのコンテンツ設計、運用のあり方と、それをどう表現し生活者を惹きつけるか。
マルチタッチポイントの視点で、生活者とのエンゲージメントをどう高めるか。
あらゆる視座から見える多様な「デザイン」のあり方を、実例を交えてお話します。
<“コンテンツ”をどうデザインするか? プログラム一覧>
“コンテンツ”をどうデザインするか?
日 時:2015年5月29日(金) 19:00-21:00(その後懇親会を予定)
定 員:60名(要事前申込み・先着順)
*お申込み多数の場合、抽選になります。抽選の結果は5月26日(火)にご連絡いたします。
*懇親会参加ご希望の方は ¥1,000 頂戴いたします。
スピーカー プロフィール
<スピーカー>
株式会社コンセント
金子まや
コンテントストラテジスト
2007年入社。企業の広報誌などの企画編集からキャリアをスタート。
「企業の情報をビジネスに寄与するコンテンツとしてどう落しこんでいくのか」というテーマで、メディアを問わず、効果検証を踏まえたコンテンツの戦略提案を行っている。
中岡慎介
コンテントストラテジスト
2009年入社。企業・大学の広報ツールなどの出版物から販促用Webサイトまで、さまざまなコミュニケーション媒体のディレクションを担当。
アクセス解析などの定量的な観点と、UXをもととした定性的な観点の両面から、コンテンツ戦略の提案に関わる。
荒尾彩子
アートディレクター/コンテンツディレクター
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。
ムックや書籍などエディトリアルデザインのアートディレクション、また、大学広報誌や企業(自動車会社、化粧品会社、金属、教育 等)のコミュニケーションメディアの企画編集とデザインを行う。
高橋裕子
アートディレクター
京都工芸繊維大学大学院を修了。
雑誌・ムック(料理、手芸、マネー等)といった出版物のデザインをはじめ、企業・大学の広報物等では、企画面からの提案にも関わる。
2012年春から雑誌『オレンジページ』のアートディレクターを務めている。
<モデレーター>
株式会社コンセント
岡本亮
サービスデザイナー/アートディレクター
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。エディトリアルデザイナーを経て、現在は「ヘルスケア」「自動車」などの分野をはじめとした新サービス開発支援に従事。ユーザーがさまざまなタッチポイントを経て体験する一連のプロセスを「サービス」であると捉え、顧客体験を基点として事業全体を再構築するサービスデザインを実践している。