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武蔵野美術大学1/M(イチエム)は、多様で多彩な本学の取り組みや教育・研究成果を伝え、
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EVENT

【lecture】 Xデザイン学校公開講座「エスノグラフィーとデザインを考える」

エスノグラフィーは、もともと文化人類学や社会学で使われている調査手法ですが、現在はデザインの世界で多様に活用されています。例えば、対象となるユーザーやコミュニティを調査するためのラピッドエスノグラフィー、ユーザーの活動場所で調査するエスノグラフィックインタビュー、企業やビジネスで活用するビジネスエスノグラフィーなどもあります。

本イベントでは、パロアルト研究所などでもエスノグラフィーの経験がある佐々先生に「エスノグラフィーの基本」、そして上平先生に「デザイン人類学の可能性」の提案の話題提供を受けて、エスノグラフィーをビジネスに活用している岩嵜さん(博報堂)や参加者と一緒に「デザインにおけるエスノグラフィーの活用」について考えていきたいと思います。

日 時:2019年11月8日(金)18:30-21:00(開場18:00)

場 所:武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ
東京都港区赤坂9丁目7番1号ミッドタウンタワー5階(デザインハブ内)

主 催:Xデザイン学校、武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ

協 力:HCD-Net、日本デザイン学会PD部会

申し込み方法:ページ下部のボタンよりお申し込みください。別ページに移動します。

参加費:Xデザイン学校無料、一般4000円

プログラム:
18:30-19:15 「エスノグラフィーの基本」佐々牧雄(関東学院大学教授)
19:15-20:00 「デザインの学びから見た『デザイン人類学』の可能性」上平崇仁(専修大学教授)
20:10-21:00 考えるディスカッション「デザインにおけるエスノグラフィーの活用」
・佐々牧雄(関東学院大学教授)
・上平崇仁(専修大学教授)
・岩嵜博論(博報堂ディレクター)
・山崎和彦(Xデザイン学校/武蔵野美術大学教授)

講師プロフィール:佐々牧雄(関東学院大学教授)
関東学院大学人間共生学部 共生デザイン学科教授。ユーザーエクスペリエンス(顧客の体験)、およびユーザーエクスペリエンス・デザインの研究者。工学博士。1984年 千葉大学工学部工業意匠学科卒業。NECデザインにて工業デザイナーとしてキャリアをスタート、日産自動車系列のデザイン・マネジメントコンサルタント会社である株式会社イード、パロアルト研究所シニアUXリサーチャーとしてエスノグラフィーを中心に研究・調査を経て現職。

講師プロフィール:上平崇仁(専修大学教授)
専修大学ネットワーク情報学部教授。グラフィックデザイナーを経て、2000 年から情報デザインの教育・研究に従事。近年は社会性への視点を強め、デザイナーだけでは手に負えない複雑な問題を人々の相互作用の中で創造的に解決していくためのCoDesign(協働のデザイン)の仕組みづくりについて取り組んでいる。2015-16 にはコペンハーゲンIT 大学客員研究員として、北欧流参加型デザインの調査研究に従事。著書に『情報デザインの教室 』(共著/丸善出版)などがある。

[注意事項]
■イベントのプログラムは予告なく変更、中止となる場合がございます。また、原則としてご購入いただいたチケットのキャンセル、払い戻しは致しかねます。予めご了承のうえご購入ください。
■お申し込みをされて連絡なしに欠席される方は、次回より参加をお断りする場合がありますので、ご注意ください。

[関連情報]
■Xデザイン学校公開講座「文化とコンテクストとデザインを考える」
日 時:10月25日(金)18:30-

場 所:武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ
東京都港区赤坂9丁目7番1号ミッドタウンタワー5階(デザインハブ内)

詳細はこちら:https://ichiemu.musabi.ac.jp/2019/09/11744

■Xデザイン研究所/ Xデザイン学校のWebサイト:https://www.xdesign-lab.com/

 

【archive】

まずはじめに、山崎教授より登壇者のご紹介がありました。次に佐々氏のプレゼンテーションでは、エスノグラフィーとそのビジネスへの応用を、映像を用いながらご説明頂きました。エスノグラフィーがテクノロジーに生かされる前の歴史や、帯同型のフィールドワークとアンケートを用いた企業との仕事をプロトタイプと共にご紹介頂きました。続いて、上平氏よりデザインと人類学の融合について、学術的なデザインとエスノグラフィーの関係についてお話頂きました。その後、岩嵜氏を交えた4名により、考えるディスカッションがありました。

 









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